子ども詩
若者に向けた詩◆詩「見えない矢印」
◆原稿の管理が悪い私にはよくあることだが、若い頃の原稿がごっそりと出てきた。三十数年前に書いた子ども向けの詩の原稿なのだが、どれもよく覚えていない。読み進めていくと自分なりに納得して書き上げたつもりなのだが、どれもこれも赤を入れたくなる。三十数年経ったからと言って、決して詩の腕は上がっているわけではないので...
◆原稿の管理が悪い私にはよくあることだが、若い頃の原稿がごっそりと出てきた。三十数年前に書いた子ども向けの詩の原稿なのだが、どれもよく覚えていない。読み進めていくと自分なりに納得して書き上げたつもりなのだが、どれもこれも赤を入れたくなる。三十数年経ったからと言って、決して詩の腕は上がっているわけではないので...
◆今日は詩「戦争」を。戦争 藤川幸之助先の戦争で重爆撃機に乗っていた父が「戦争に勝ち負けなどなく戦争それ自体が負けなんだ」と、自分が豆粒のように映る学徒出陣のテレビ画面を見つめてぽつりと言った ひとつながりのひとつの海を違う岸辺から見つめているだけだというのに自分の体に線を引き自分の...