◆今日は詩「二本のヒモを一つにするとき」と今年最後の紅葉の写真を。末尾に12月の講演会のお知らせを書いています。東広島市と長崎市の皆さん是非おいでください。【写真・詩*藤川幸之助】
二本のヒモを一つにするとき 藤川幸之助
二本のヒモを一つにするとき、必ず二つの間にはボコッとした何か不格好な結び目ができる。その結び目がほどけぬように、その結び目を強固にしていく。それが二本のヒモを一つにするということだ。友情だって、恋愛だって、結婚だって、二人が結び目をつくるということ。決してスマートな一本のヒモではない。最初からできあがってなんかいない。友だちになったから、二人の仲をつくりはじめる。恋人同士になったから、愛し合う努力をはじめる。夫婦になったから、二人で幸せを築きはじめる。最初から一本のヒモだと思うと、不格好な結び目ばかりが気にかかる。二本のヒモを結ぶことは、ゴールではなく始まりなのだ。 『やわらかなまっすぐ』(PHP出版より)
◆12月の講演は以下の通りです。東広島市と久しぶりに長崎市でします。お近くの方は、是非おいでください(詳しくはチラシを添付しています)。
2014年12月4日(木) PM 1:30〜PM 3:30
会場■広島県東広島市
東広島市市民文化センター3階アザレアホール
問い合わせ■東広島市
2014年12月11日(木)PM 7:00〜PM 9:00
会場■長崎県長崎市
長崎ブリックホール 国際会議場(予定)
問い合わせ■長崎市認知症グループホーム連絡協議会