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詩人・藤川幸之助 初のエッセイ集
これまで、詩集や絵本を出版してきましたが、初のエッセイ集になります。
24年間の認知症の母との日々をエッセイで紐解きました。
全体の流れを感覚的に感じていただけるように、最初に私の撮った写真をならべています。
編集は拙著・詩集『満月の夜、母を施設に置いて』の編集者・尾崎純郎さんです。
[著者からのメッセージ]
「あとがき」より抜粋
認知症の母との24年間は、生きづらい日々の連続でした。母との日々は私の人生にとって手枷足枷だとずっと思ってきました。しかし一方で、この生きづらさの中で、初めて私は私や私の人生の意味に気づかされました。私は明日の向こう側から本当の希望の歌を聞いたのです。母が亡くなり、このくびきから逃れられた今、この生きづらさの中にこそ、人生の喜びと味わいがあったのだと、その日々を振り返って思います。・・・詩人・藤川幸之助
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[最新刊] |
harunosora |
単行本 |
240 |
21 x 14.8 x 2.5 cm |
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