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父の遺言でしかたなく始めた認知症の母の介護。24年にもわたる介護の日々のなかで、「なんで俺が」という気持ちは、いつしか人を思いやる優しさに変わった…。時にやりきれない介護の苦悩や葛藤をありのまま綴った著者の言葉が、介護する方をやさしく癒す珠玉の詩集。
[著者からのメッセージ]
24年間、認知症を生き抜いた母は亡くなりました。父の遺言で仕方なくはじめた、認知症の母の介護でした。その苦しさから逃げることばかりを考えました。
でも、あの苦しみや悲しみは無駄ではなかったと思います。認知症の母のことを書いた初めての詩集『マザー』(ポプラ社)から13年が経ちました。長い長い道のりでした。認知症の母の詩、ここに完結!
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中央法規出版 |
単行本 |
120ページ |
18.2 x 18 x 1.8 cm |
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